こんにちは。ゼロサンです。
前回めちゃくちゃ長い記事を投稿しましたので、次は短いものを投稿します。
前にツイートで言ったことですが、「現実」と「空想」って分けられると思いますか?
俺はそうは思いません。
表現規制について「現実と妄想の区別」が叫ばれますが、そんなもの存在しません。それこそファンタジーでしょう。
(もちろん、存在すると思う人の中には存在する)
俺は別に、屏風から虎を出せるって言ってるわけじゃない。
屏風の虎を本物だと思う人がいたら、その人にとってそれは動かしようのない現実なんだということ。
そしてそれは特殊なことでなく、俺たちは思ってるより、現実と空想の区別をつけられないという話。
俺は前回の記事に書いた通り、立体視できないので、たとえばとある廊下の壁に、リアルな廊下の続きの絵が描かれていたら、俺は廊下が続いていると思って絵にぶつかるでしょう。
(空間の奥行きが上手に認識できない)
でも、ぶつかる瞬間まで、俺の中にはその廊下の続きが存在しています。
それは俺が現実を認識できないのではなく、俺の頭では現実がそのように認識されているということ。
それから、俺たちは、事実を全て知らなくても、現実を認識できます。
現実は事実ではない。いくつかの事実を知覚したときに、それを再評価したものが現実です。
再評価の材料には、経験などが使われるでしょう。そしてその経験は、事実に基づいたものかどうかは関係ないです。自分の想像の中で経験したことだって構わない。
言いたいのは、現実は自分の外じゃなく、自分の中で起きて、脳みそで処理されているということ。
その処理のために使うフィルターには、実在しない想像や空想、脳内補正も沢山あるということ。
ああ、ちょっと長くなってしまった。
嘘をつきました。ごめんなさい。
それでは……。