こんにちは。ゼロサンです。
今日は本当はね、惚気の記事を書こうと思ったんですよ。
どんなのかっていうと、
「
彼はわたしの刈りあげた髪をざりざりと撫でる。
わたしにはそれがいつもより心地よい音に聞こえる。
※惚気あります。
※基本的に俺は受身な上に結構なクズです。
以上、苦手な方はブラウザバック。
こんにちは、ゼロサンです。
クリスマスシーズンですね。
毎年この時期になると、ロマンティックラブイデオロギーを持つ人たちに、「恋人出来ないの?」とか問い詰められたりして、とてもつらい思いをします。
しかし今年は、例年とは違う年になりそうです。
俺はシスジェンダー(出生時に割り当てられた医学的な性別と、性自認が一致している人)ではありません。
俺は異性愛者ではありません。
俺はフレイセクシュアル(親密になるほど性的欲求がなくなる恋愛のあり方)で、またリスロマンティック(片思い指向)です。
でも、戸籍の性と反対の性の恋人が出来ました。
(中略)
人間関係上は距離を取る俺ですが、物理的接触は大好きです。
俺は髪を一部刈り上げているので(そのせいで男だと思われる)、その関係で頭を触られました。
ざりざり、ざらざら。耳元で聞こえるこの音が心地よくて、いつも自分でも思わず触ってしまいます。ASMRの音源にしたいくらい。
でも、やっぱり人に触れられるのはなんだか少し違いますね。
いつもこの髪型は、家族には貶されたり冷やかされたりし、周囲の誤解を誘うような、生活上はちょっと煩わしいもので、俺のこの髪型が好きなのは俺くらいかなと思ってました。
でも相手は、何も言わずに、ひたすらざらざらと撫で続けました。
全部分かってるのかもしれない。気にしないようでいて、ずっと気にしてくれているのかもしれない。
俺は今後も恋人に対してのスタンスは変わらないでしょう。
もしかしたらすぐにでも別れるかもしれないくらいのことを思ってます。
そのときは、そのとき。でも最低限、その日が来るまでは、好きでい続けたいし、大事にできる分だけはしていきたいです。
」
っていうやつ。
真面目に推敲して、「小説っぽくなったなー。『\ノロケポエムです/』っつって出すかー」と思って読み返して、吐きそうになりました。
痛々しいとかそういうことでなく、「痰壷おじさん(検索注意)」のコピペを読んだときみたいな、生理的な受け付けられなさ。
読み返して家に帰る途中、ただひたすらに吐きそうでした。だって、この文章は、まるで恋人のことを愛しているみたいだったから。
1つ気付いてしまったことがあって。
俺は、たぶん、恋人のことを、愛することが出来ません。
人として好きだし、優しくて良い人で、この人以外とは真剣にお付き合いすることも出来ないんだろうと思います。恋もしてました。
でも、やっぱり愛は無理です。ドキドキしたり、良いなって思ったりする瞬間があっても、どうしても愛し愛されることは自我への侵害だという意識を拭い得ない。
怖くて、気持ち悪くて、受け付けられない。入ってこないで。触らないで。こっちに来ないで。
以前、由宇霧さんという花魁バーチャルYouTuberの方に、この恋人とのことを相談したことがありました。
そうしたら、何とその相談を生配信にまで昇華していただき、たくさんの人と共に考えていただく機会を作っていただきました。
本当に感謝しています。
https://www.youtube.com/watch?v=9FHVoe7H-kI
何度も観返しながら、俺はどうすれば良いんだろうなと思います。
大抵、「相手と話せ」と言われるけれど、話し合わなくて済むならそうしたい。
心の深いところをいつか晒せるようになってから話したい。他の人にとっては今話せよってことかもしれないけれど、話せるようになってからにしたい。
人間のことはたぶん人並以上に好きです。興味もあります。でも、いざ迫ってくると、興味をかなぐり捨ててでも自分を守らなきゃと思うわけです。
薄情な人間だ、自分大好き人間だとかは何度言ってもらっても構いませんが、しばらくはこの状態が続きそうです。
俺はひょっとしたら、この恋人と別れることになるのかもしれません。
ちょっとまだ、感情が動揺していて、結論を出すことが出来ません。
ひとまずお話ししておきたくて、混乱しながらも綴ってみました。
今日のは本当に雑感です。
それでは。