こんにちは、ゼロサンです。
今日はクリスマス。クリスマスといえば、推しの配信や動画です(断固)。
昨晩は、KizunaAIさんのクリスマス配信と動画、おめがシスターズさんのクリスマス動画、YouTubeストーリー、tiktokを観てハチャメチャ楽しく過ごしました。
KizunaAIちゃんのA.I.Games新衣装可愛すぎて可愛すぎた。流石俺の最推し。ライブ配信も最高に癒された〜〜〜〜!!
それとクリスマスプレゼント(?)におめがレイちゃん(おめがシスターズさんの姉の方)から初リプライが来たから見て。寝る前に嬉しくて泣いちゃった。今も泣きそう。この感情のまま過ごせるクリスマス、最高。素敵なプレゼントありがとうレイちゃんサンタさん。
https://twitter.com/omesis_ray/status/1077246926645452800?s=21
まあしかし、バーチャルYouTuberを追い始めてからずっと気になっていたことがあって。
実はこれだけ好き好き言っていても、ほとんどの推しの配信や動画を追えていません。
その時マイブームな推しなら観ているのですが、「きっとこれからも好きだろう」という人たちはどうしても後回しになりがちです。
俺がアイドルにハマるのが難しいのと同じ理由が、ここに来て表面化してきています。
これは好き嫌い、良い悪いでなく、得手不得手の問題です。
「飽きる」んじゃない。追い切れないんだ。
「推し」文化、そして2010年代以降に生まれた新しいオタクムーヴメントに、バーチャルYouTuberを通じて初めて触れた自分は、たまにしんどくなります。
爆速で過ぎてゆく情報量。
「箱推し」。「エモい」。
かつてのオタク文化の中なら、同じ話を何度でもして楽しく過ごせましたが、今はちょっとした流行なら2~3日も経たずに移り変わる時代。
ガムみたいにずっと噛んでいたものがスナック菓子のようになっています。
加えて、「箱推し」。
'00年代までは、アイドルでも単一推しが主流、といった感じでした。「同担拒否」なんて言葉も生まれたりして、「個」に向かう傾向が強かったように思います。
しかし今や、推しのそれぞれが閉じ切らない半開きの関係性を結んでいるおかげで、「推しを知るにはよりたくさんの人を知らなければならない」という状態に置かれています。
1人の「個」に向かい「同担拒否」なんてやるより、「箱推し」として色々な人に興味を持てる人こそが、結果的に推している人のことを一番よく知ることが出来るのかな、と。
SNSも発展して、推したちの関係性が見えるようになってきたのも大きいでしょう。
そして「エモい」。これですよ。
「エモーショナル(emotional・感情に動かされやすいさま。また、強く感情に訴えるさま。感情的)」を語源とする略語ですが、オタクの言う「エモい」って、パリピの言う「エモい」と違って少し独特で、「関係性」と「思い出」の中で生まれる感情を言う気がします。
ほらKMNZのリズさんがこうやって言ってるみたいな。(違う)
https://twitter.com/kmnzliz/status/1055824147144564737?s=21
あとバーチャルのじゃロリ狐娘youtuberおじさん(ねこますさん)が、VR上で初めてのらきゃっとさんに会ったときとか。
ずっとねこますさんは、のらきゃっとさんをねずみさん(のらきゃっとさんのファンの愛称)として応援しながら、VR技術者仲間・けもみみ仲間として繋がりつつ、共に歩を進めてきたわけじゃないですか。
そしてそのような旧知の仲でありながら、数ヶ月の時を経て初めて対面するんですよ。VR空間の中で。
俺は声を上げて泣いたよ。オタクの言う「エモい」ってコレでしょ。
VR空間で対面と言えば、アレもコレもソレもエモすぎて俺は無理。感情が感情になる。
にじさんじJK組(にじさんじというバーチャルライバーグループの中の女子高生三人組)が、あれだけ仲良いのに一昨日初めてLINE交換したのも尊い。ずっとLINE交換しようって話出てたもんね。「即どうでもいいLINE来た」報告もありがとう。
月ノ美兎さんが「みと夏」というライブイベントで電脳少女シロさんからメッセージをもらったときや、KizunaAIさんと初めてツイッター上でやり取りしたときも興奮した。
月ノ美兎さんが「Vのオタク兼Vの者」なのはファンには知られていたようだし、「みと夏」で月ノ美兎さんを知った俺も「いつも画面で観ていた方なので」の一言でそれを理解した。
あとKizunaAIさん、「美兎ちゃんって呼んでもいい?」って何ですか?? こちら限界オタク、頭抱えて悶えたんですけど……。
シロさんといえば、1周年記念のライブもエモエモでしたね。シロ組さん(シロさんのファンの愛称)と共に歩んだ1年間を体現したようなライブでした。
初めて歌ったときよりも上手になった歌。これまでの思い出を振り返る選択式のゲーム。バーチャルYouTuberの先輩であり共に頑張ってきた同志のKizunaAIさんや、成長した後輩の「アイドル部」の人たちを筆頭とする、メッセージの数々。そしてシロさん自身が、シロ組さんと歩んできて、シロ組さんを大事にしているんだってことが伝わるようなトーク。それと馬(ばあちゃるさん)。
あとなんだぁ? 樋口楓さんのオリジナル曲も作者みんながそれぞれ「今までの樋口楓さん」を表現していてエモエモのエモだし、それを言えば月ノ美兎さんの『Moon!!』もモロやん? 「夢のバーチャルアイドルへ」って歌詞で始まる曲を歌って、頑張って覚えたであろうダンスを踊って、「皆さん! 見てください! わたくし、まるでアイドルみたいじゃないですか!?」って最高すぎたよな? 俺たちの中ではずっと前からアイドルだよ。KizunaAIさんや輝夜月さんのオリジナル曲も全部感情になっちゃうし……。
それから、ヒメヒナ(田中ヒメさんと鈴木ヒナさん)が、アズリム騒動(アズマリムさんが、本人曰く事務所を不当に解雇されそうになったのを、耐えかねてツイッターに暴露した騒動)の後に出した『ロキ』のMVで歌詞を「勘違いすんな ココロは人間だ」に替えたのも、思うところはあれどエモいなあと。
ね? 「推し」から最大限にエモさを摂取して楽しもうと思うと、「関係性」を知るために推し周辺も知らなきゃならないって思ってしまうし、「思い出」を得るためにずっと追いかけなきゃって思ってしまうわけですよ。
それ、出来る人には出来るだろうけど、苦手なタイプにはすごく苦手なんですよね。
俺も、「エモ」はめちゃくちゃ大好きなんだけれども、どうにも得意ではないらしく。
そりゃリアル友達との思い出話も「そんなことあったぁ? 俺は今を生きてるんで」って言っちゃうくらいの記憶力なので仕方ないのかもしれませんが、長期記憶の引き出しの建て付けが悪いんですよ。
そういう意味で言えば、たとえばおめがシスターズさんってそういうタイプのエモが少ない代わりに負担みたいなものも少ないんですよね。
コラボはするけど基本2人でやっているし、一話完結式っぽいところがある。サクッと観れて、その度にぶわーっと感想とか呟けちゃう。
だから反対に、俺はKizunaAIさんや月ノ美兎さんのことをあんまりツイート出来ない。
特に「KizunaAIさん最推し」とかって言っているのにあんまり喋らないのは、それだけじゃないけど、そういうこと。
観てはいるし、本当に大好きな最推しで、マジでかわいいししんどいけど、いかんせん半分以上追えていない。
そんな状態で語ることが果たして良いのだろうか? もっとよく知るべきなんじゃないのか。とか、そんなことを思うわけです。
月ノ美兎さんに至っては、もう既にほとんど追えていない。魅力溢れる人なのは分かるが、どうにもコラボが多く、また「配信」という形が俺には合っていないっぽい。
そもそもリアルタイムで何かを観ることが厳しいからテレビじゃなくてYouTubeを観ているのに、バーチャルライバーを追い始めるのが本末転倒なのである。昨日はKizunaAIさんの配信で力を使い果たしました。お歌配信のアーカイブまた観とくね。
というか、にじさんじはやばいわ。コラボが多すぎる。人数が何十人といる。にじさんじオタクも下手すると週1回くらい「追っかけすぎると疲れるから無理しないで」みたいな感じで同じオタクたちに呼びかけている気がする。異常事態では?
そんな感じで。
みんなどうやって推しを推し続けているのかなあ、とか思いながら、今日は筆を置くことにします。
それでは。ハッピーメリークリスマス。