zer0-san3’s blog

zer0-san3.hatenablog.comの漢字かな混じり墨字文バージョン。

#ヘルエスタ国営放送 たすけて好きになる

 こんにちは、ゼロサンです。

 今日は、頭の出来上がった限界オタク文章でお送りしたいと思います。

 

 皆様ご存じなかったかと思いますが、実はここ最近、「これは恋では?」と思うほどにハマっているライバーさんがいます。そのライバーさんとは、にじさんじに所属されている、ヘルエスタ王国の第二皇女、文武両道学園主席人望激アツ、リゼ・ヘルエスタさんです。

 フォロワーさんには完全に隠し通せていると思います。うんうん、完璧に隠れオタクだな。なんか最近リプライで「皇女ならMOTHERの配信いいよ」と勧められたり、エアリプで「皇女にハマってて草」と言われたり、マシュマロで「この切り抜きオススメですよ」と送られてきたり、「ツイートでもツイキャスでもずっとその話してるけどもう好きじゃん」って言われたりするんだけど、どこでバレたんだ?

 

知った経緯

 知ったきっかけは、ほぼニートだった今年の3月のことでした。長時間のライブ配信アーカイブで、ニートな私のこの胸に灯る虚しさを押し流そうと思い、YouTubeのオススメを乱暴にザッピングしていた頃です。

 私はホラーゲームの実況が大好きで、よく観ています。リゼ様に出会ったのも、ホラーゲームの『Visage』配信アーカイブでした。

 第一印象は「この人こんなに面白い人だったんか!?」でした。にじさんじの人は当時あまり観たことがなく、リゼ様のことはお名前とお姿のみ存じている状態でした。周りからも情報をあまり得ておらず、何も知らない状態での初見が『Visage』だったため、その並外れた言語センスとリアクションの面白さにまず惹かれました。

 しかしその後は就活に奔走することになり、リゼ様のことを観る時間を失ってしまったので、しばらくは観ることができなくなってしまいました。

 

 最近個人的に時間ができ、視野を広く色々と観ようと思い始めました。そこでホラーゲームの新しい実況を観ようと探していると、アーリーアクセス版としてチャプター2まで収録されていた『Visage』が、10月30日に正式にリリースされたことを知りました。

 そこでぼんやりと思い出しました。「ホラーが苦手な人で、このゲームを面白おかしくプレイする天才がいたな」と。それが今回、私がリゼ様にハマり込んだきっかけでした。なので、この記事では、特に前提が書かれていない文に関しては基本的にホラゲ実況について触れています。

 

 さて、次項からは、私が個人的に感じたリゼ様の魅力について綴ります。

 関連動画等は記事の末尾に記載しますので、気になったアーカイブがある方はそちらからどうぞ。

 

言語センスと反射神経

 リゼ様の存在を思い出してから、『Visage』の配信アーカイブを改めて観ました。いやめちゃくちゃおもろい。リアクション、ツッコミ、プレイング、トーク、その全てが天才的に面白くて、鋭い。基本的には常識人なのに、あまりにも高い言語センスを持ち合わせているため、ぶっ飛んでる。緩急つけながらも、数分ごとに面白い。ホラゲは特に恐怖による火事場の馬鹿力で思考速度が速くなっているので、びっくりするほど早いツッコミを入れていくところがほんと好き。

 『Layers of fear』で、ネズミ捕りの動きに慄き「めちゃめちゃ重力シミュレータ働くじゃん……!! そんなになんか、デバッグ中みたいな動きすると思わなかったわ……(重力シミュレータじゃなく物理演算でした)」とかスラスラそんな語彙が出てくるのすっごい好き。

 アクション要素のないホラゲなのに絶対クリアリングしてくのとか、「下にいると特に、上で待たれてると撃たれるから」と階段から距離を置いたりとか、ヘッショ(ヘッドショット)警戒のステップを踏んだりとかめっちゃ好き。ヘルエスタ物騒なんか? 治安大丈夫?

 一個一個のものに対してリアクションしていくのも丁寧で好き。「一応、勝手に人の家に入ってるから、調度品に対する感想くらいは言っておかないといけないかなと思ってさ……」という、丁寧さと、ビビりによるちょっとした呪詛に笑ってしまいます。だんだん大きくなる泣き声に「そんなクレッシェンドで泣く……!?」とか。コメントが一つ一つ秀逸。

 複数の捉えられ方がある言葉選びをしたときには、その後に必ずフォロー入れるの面白優しくて好き。「開くしね!?」って言った後に「今のは別にdie(しね)って言ったわけじゃないです」とか。そう、面白優しいんですよね……。

 反射で謝って三下ムーヴしてから「外交のコツは腰が低いこと」と言ったり、「いや四角形にも媚びるわ! 四角形に今後襲われたとき同じセリフが言えるか!?」とか、「これ下に崩れるよ! 間違いない! ……間違えたわ」とか、笑うお化けに「ギャグセンが違うみたいだな」って言ってるのも草。めっちゃ好き。

 ビビり散らかして思わずコードギアス関連の黒歴史の話をしてから、不意に冷静になって「今の嘘だからね? 私王家の人間だから反乱分子に憧れるわけないからと言い訳するの爆笑しました。トークが上手いせいだと思うけどそんな美しい笑いの流れある?

 「振り返るな」と書かれた血文字を見て、頑張って振り返らず歩こうとするも霊に捕まった際、「配信の振り返りをしちゃったからダメだったのかなぁ!?」とか言い出す場面で笑い転げました。んなわけあるか

 『夜勤事件』でお札をもらって主人公が貼り付けた後に「貼り方嘘だろお前、そんな怖い貼り方するぅ自分で……!? 綺麗に貼ればええやんかぁ……!!」ってツッコミする人初めて見ました。いや確かに。ゲーム内のセンスや仕様にツッコミ入れるの好きすぎるんだよなぁ。

 『つぐのひ~幽闇の並葬電車~』や『幽霊列車』などで通勤中のサラリーマンが受けてる(という設定の)パワハラの演技が完全に労基案件で、笑えるような笑っちゃいけないような。というか何でそんな詳しいんですか。

 ホラーゲームはきちんとリアクションして怖がりながらも、サクサク進んでいくところがすごいですね。私なんかは実況が好きでもプレイは怖いので、そういうタイプは怖がって立ち止まってしまいがちかなとも思うのですが、そうはならない勇気と強さ、観ていて気持ちがいいです。

 

お人柄の優しさ

 私はホラーゲーム配信を中心にアーカイブを徘徊しており、まだ雑談や他のゲームなどはそこまで観れていないのですが、それでも垣間見えるお人柄が良すぎて惚れました。

 しっかりとゲームの注意事項を最初に述べてくださるのはもちろんのこと、怖がっているのに、登場人物の気持ちを推し量ったり、たくさん悲鳴を上げたのに、ゲーム終了後に製作者の名前を読み上げて「グラフィックが綺麗だった」「ここのギミックが面白かった」と、息も絶え絶えながら具体的に紹介したりと、誠意をもってプレイしていることが伝わってきます。

 ホラゲは〈罰ゲーム〉や〈嫌がられるもの〉という文脈の中で楽しまれることもあり、その遊び方には私も一定の理解を示しています。ですが、怖がりなのにこうして、ゲーム自体を「嫌だ」と言わずに楽しんでいるのは、ホラゲ実況好きとしては、もうめちゃくちゃ嬉しい。真面目で誠実、かつほどよくゆるくて面白い

 『Layers of fear』で、主人公の妻を描いた絵が焼けたとき、ビビるかと思いきや「絵が……」と悲しげに見つめていたのも印象的でした。

 心を病んだ主人公に対して、一般的に考えられる言葉選びとしては「おかしくなってしまった」と言いそうなところを、「心に疲れが出てしまっていた」という表現をされていたのも、言葉遣いから滲み出る人のよさが好きだなぁと思ったり。「令和おじさん」の話で、「『令和』の文字に被りそうなくらい手話通訳が大きく映し出されていた配慮」について触れていたのも、アンテナの張り方が高感度で尊敬しかありません。

 あと悲鳴を上げるたびに「悲鳴ごめん」と毎度律儀に謝っていくの、「ええんやで」となりつつ「そゆとこも好き」となります。ホラーにはグロテスクがつきものですが、見ていて気分の良くないものが映った際には、持ち前の反射神経ですぐに下げて「ごめんね、見たくない人いたね」とリスナーを思いやるの、普段からきちんとしてないとこんな反応出てこないよなぁと思いました。

 もしかしたら当たり前のことで、私が配信者さんをほとんど観ていないために知らなかったのかもしれませんが、当たり前のことを当たり前に行なうのって、特にご本人の苦手分野の中ではきっと難しいことだと思うのです。私はリゼ様のホラゲ実況が大好きですが、ご本人は怖いのは苦手とのことで、どうかご無理なさいませんように。

 怖すぎて途中でマシュマロ読みを始めたときには、その間の取り方も含めて「面白すぎんか?」と思いながら観ていたら、回答の内容に惚れてしまいました(n回目)。「割と本気でガチ恋しそうなのですが、ヘルエスタ王国に消されたりしませんか?」という質問で、「オタクかつ配信者って信頼できるな…… すごく好きだな……」となり、なんというか助かりました……(?)真摯にリスナーに向き合っていく姿勢、本当に大好きです。でも不意打ちはずるいのでリゼ様の負け!

 「変なマロが届いているのでしょうか。純粋に応援している民もいることを信じていただきたいと思っています」という心優しいマシュマロが届いた際にも、「ここに届いているのはせいぜいこんなマロですよ」という形で笑えるクソマロを紹介した後に、民のことを信じていないときなど1秒たりともないから、安心してください。皆さんは本当に何も心配せず、配信を楽しんでください」と笑いながら即返していたのも、誠実なお方だと感じました。ここ最近変なマロ(告白怪文書)を届けているのは私です本当にすみませんでした。

 あと私が自身のマシュマロでフォロワーからご紹介いただいた雑談配信を観たんですが、中国語を喋れるようになった理由が、かわいらしく、ほほえましく、そしてお優しい。興味のあることになると好奇心を爆発させ、どんどん勉強していく姿には、教養も見て取れます。英語サラッと読めるときもあったりして、語学堪能なのかなとも思います。

 

深い教養

 教養といえば、『つぐのひ~昭和からの呼び声~』で、途中で怖すぎて社会科の資料集読み上げてるんかなレベル正確な昭和の歴史を早口で語り始めるの大声上げて笑っちゃった。教養とトーク力と人柄と反射神経とリゼ様の諸々の良いところが溢れ出ちゃってる。

 『Layers of fear』で「絵が好きで美術館に行く」「モネの絵見てきた」って皇族かな? って思ったら皇族でしたすみませんでした。ピアノのギミック触って超常現象起きたときに、触る瞬間「聴いてください、『月光』」って言った後のポルターガイスト中「悪かった。悪かったよ、ごめん。ドビュッシー『月の光』の間違いでお願いします」って反射で謝るのも笑ってしまう。国王陛下にチェスでボコボコにされた話も好き。

 それから、『天穂(てんすい)のサクナヒメ』で、チャット欄の指示厨を掻い潜りながら小学生のころの農業体験で聞いた話を詳細に覚えていてその通りに育てていくのも、幼いころから好奇心旺盛で真面目だったんだなぁと思わざるを得ません。

 『天穂のサクナヒメ』で言えば、1年プレイしてお米が出来上がった際の感動は、本当に素晴らしいものでしたね。個人的に、私が初めて通しでリアルタイム視聴出来たのが『天穂のサクナヒメ』の実況でしたので、この回にリアタイできて本当に良かったと思いました。作業ゲーでありながらも、あれだけ楽しんでお米を育てながら、難しいところや悩むところをリスナーと相談し合いながら進めていった先の黄金色の景色は、ゲームでありながらも本物の感動だったなぁと今思い返しています。

 それからこれも個人的な話なのですが、私も肉を食わない派なので、信心深さから肉を食わない田右衛門とそれを疑問に思う他の面子との会話に、「本人が信じたいこととか、信じてうまくいくと思うことは信じさせてあげてもいいんじゃないのか!?」と言うシーンもすごく好きです。

 

硝子のように澄んだ声

 こんなに好きになってしまったきっかけは、『layers of fear』の4つ目の配信アーカイブにて、冒頭から赤ちゃん言葉で話されたときでした。そういうのダメ。そういうのに弱い。

 元から可愛いのはわかっていましたが、澄んだ声と常識を持ち合わせている(と思っていた)人が急に赤ちゃん返りする面白可愛さがしんどすぎて思わず自分用に切り抜き作ったレベル。しかも何でちょっと恥ずかしそうなんだ堂々とやってくれないから惚れちゃったじゃねーかという理不尽な怒り(怒りではない)も抱いております。

 自分で書いといて「いやこの項で最初に述べるべきことじゃないだろ」というツッコミが浮かびましたが、どうしても声も喋り方も好きすぎて先に書いてしまいました。

 これ系で言うと、『Visage』でも好きなシーンがありました。『Visage』は、超常現象によって主人公が正気を失わないよう、正気度が下がったときには主人公を明かりのもとに連れていきながら進めていくゲームです。しかし、主人公があまりにもほんの少しの物音などに反応してしまい、すぐに正気度が下がってしまうので、半ば介護というかあやしながら進んでいくところがたまらなく可愛い。たまに部屋のドアなどを閉めるときに「ないないしようね」とか言ってるのもめっちゃ可愛い。

 あと滑舌すごいですよね。ゲーム中に出てきた新聞記事をびっくりするくらいの高速詠唱キメて滑らかに読み上げるのに驚くんですが、「超常現象イベント」を「ちょうじょうしゃげんしょうじゃjイベント」と言ったり、「メモの片方の切れ端」を「めまのかたはしのもうきれ」と言ったりと意味不明な言葉を作り出すの笑う。逆に言いづらいと思うのですが、どういう噛み方? 母国語?

 とにかく声が可愛いんですよ。鈴を振るような、純度の高いものがこすれ合わさって響くみたいな、耳に心地良い声。雑味のない湧き水のごとく、ご本人の仰っていることがとてもシンプルにまっすぐ伝わる声。こちらが何かをしながら聞いていても飛び込んでくるような、無邪気な声。

 あんまり「無邪気」と例えて聖人さを求めようとすると息苦しくなるなぁと分かっていながら、聴いていると憑物が取れて軽くなるような気がして、どうしてもその言葉以外で例えることが難しいのが悔しいところ。

 あとホラゲの悲鳴すごい。模範的悲鳴とその後の静寂、本当に怖がっているんだなと感じるので心が痛むのですが、同時に「めちゃくちゃ良い……」となってしまう複雑なオタク心。笑っちゃうくらい情けない声が出た時も「そんな情けない声出る!?」ってなってめっちゃ可愛くて好きです。

 それから、ボイスのコンプリートセットを先日購入いたしました。シチュエーションボイスはあまり得意ではなくて、支援の一つのためにという結構失礼な理由で買ってしまいました。買ったからには聴くのが筋だろうと思ったのですが、zipファイルを開けることが同人ゲーム以外では経験がなく、てんやわんやしながら「これでいいんか!?これ違うんかな」と触っていたら既に展開しているファイルを開いてしまい、急に喋り出すリゼ様に震え上がりながら格闘しつつ全て無事展開し終えました。ので今から聴きながら感想書きます。

 ボイスってやべぇ。配信よりも耳に直接届く。シチュエーションボイスは、かの「04_月ノ美兎ハロウィンボイス.mp3(出た当時、オタクがダイイングメッセージみたいにこのファイル名のみをツイートしていた事件がありましたね)」しか聴いたことがないので、まず圧巻の質量にやられているというのが正直な感想です。シチュエーションはよくあるものから、リゼ様らしいものまで様々ですが、シチュエーションに対する反応における好奇心旺盛さや知的な面、素直さ、お転婆さ、緊張しいな面などがバッチリ解釈一致すぎて好き。

 シチュエーションボイスって状況を説明しなければならない場面がどうしても出てくると思うんですけど、状況説明の言葉選びが素敵ネモフィラ、見に行くか。ちょいちょい「配信でも方向感覚なくなるとダメとかも言ってたもんなぁ」と、配信での発言とボイスの内容が重なることにエモを感じながら俺くんちょっとそこ代われ。おい。手。おい。

 夏真っ盛りボイスの「過密スケジュール? そうだよ?」の!!!!!!!! 声!!!!!!!!! それまでの甘い言葉や照れボイスも可愛かったのにこの一言に詰まった情報量なに??? 珍しくイタズラっぽいながらもまだまだ一緒にたくさんの思い出を作りたいという素直さが前面に出てる声の情報量なに??? あなたと一緒ならどんな弾丸トラベルでも絶対楽しい。好き。

 

軽やかな歌声

 それまでにもコラボのお歌は聴いたことがあったのですが、「ソロ聴いたら今以上に好きになっちゃうから勘弁して」という自分と「あの澄んだ声で歌われたらって思うとたまらんやろ?」という自分が壮絶な死闘を繰り広げた結果、再生ボタンを押してしまい、オリジナル曲だったこともあって、背中から駆け上がる高揚感に斬り伏せられました。

 いや……、心臓痛い。そりゃあの声が歌えばこうなるのは考えずともわかることなのですが、「私ってこんなに想像力貧困だったのかな?」とびっくりするレベルで想像の100億倍可愛い。なんだその軽やかで無垢な声は。羽根か? 羽根なのか?

 曲調は完全にロックなのに、ポップスかと思ってしまうほど踊って跳ねるメロディと、独特な音のハマりかた、まっすぐで澄んでいてワクワクするほど楽しそうな歌声に引っ張られて、バックの音源はこんなにキマってるのに「かわいい!!!」と悲鳴を上げてしまう。

 普通に発音すれば角が立つような音だって、綺麗な無声音や、「バスタブにバニラエッセンス数滴垂らしたかな」くらいほんの少し母音を強くした歌い方で、丸く撫でるように歌い上げていて、透明感があってこんなに心躍る声なのに尖っていない。可愛くユニークなのに優しいその人柄を表したかのような歌声に、惚れ惚れしてしまいます。誰が歌ってもこの曲はワクワクするだろうに、この曲を歌えるのはきっとこの声でしかない、この人でしかないと確信させる説得力があります。

 どうしても、歌を上手く歌いこなそうと力むと、音程にアレンジを加えて寄り道したくなっちゃうものです。でも、この曲も、リゼ様の歌い方も、「遊び」はあってもまっすぐで、素朴で外連味のない純粋さがそこにあります。声を聴くだけで好きになってしまうのも致し方なし。

 好きなところ挙げるとキリがないんですが、挙げてみます。「こんな声で生まれた理由って何だろう」「道の一つや二つは間違っても」の、一歩一歩考えて突き進んでいるような歌詞は、自我がおんぎゃあおんぎゃあしている私のような成人女性としては素で泣いてしまうんですよね。よくない、オタクにはこれはよくないですよ。よすぎて。ここの歌い方で救われる人だって私の他にいるんじゃないですか?「この部屋の隅はぼくの場所ね」の歌詞の絶妙なポジティヴさ、「へいっ」はもうみんな触れていると思いますがやっぱり可愛すぎる。「勇者になって~」のところで声がふんわりと柔らかくなったあと、羽根のように軽やかに歌い上げている中で唐突にやってくる「月はぼくの上で輝いて」のところの含みのあるドラマティックさは胸に迫るものがあります。「秘密基地」の無声音、好きすぎる。

 良い日に聴けばとてもワクワクできるし、しょんぼりする日にも、なんとなく前向きに、楽しくなれる。そんな歌声でした。

 

おわりに

 とにかくリゼ・ヘルエスタさんという人間のことを、日を追うごとに好きになるんだけど、どうすればいい? 具体的には何科にかかればいい? 好きになりすぎて日常生活に支障が出ているので、人を好きにならなくなる魔法教えてくれない? なんならそんな魔法かけられても好きでいられる自信あるけど??? リゼ様のどこが好きなん?」と聞かれたら、ここまで書いてきたことはもちろんのこと、「ひとまず今視界に入る範囲のリゼ様はすべて好き」と答えざるを得ない。

 アイコン見るたびに、別に毎日何か変わるわけでもないのに「今日も可愛いな……」となっているのでどうにかなってしまっているんだと思います。ツイート通知くると「はぁい今参ります!!」ってなる。ホンマにたすけて。

 でもオタクに「誰か助けてくれ」って言うたびに「このアーカイブあるよ!」って紹介されてバカヤロウそれはより好きになっちまうじゃねーか!! とキレ散らかす毎日を送っていて誰も助けてくれなくてつらい助けてほしい。

 ここ最近は「せや!マシュマロなら届くやろ!」という天才的なひらめきにより、1000文字ギリギリ怪文書マロを何度も送り付けてしまったり、「いや、普通に迷惑だろ……」と反省してやめたりとなかなか情緒不安定オタクここに極まれりな状況でして、一旦この気持ちを整理しようとブログに起こしたらこんなに時間がかかってしまいました。

 ブロックされたら…… いや通報されたら……(いつもその心配してんな)と思いつつ毎日を迎えておりましたが、これでスッキリ出来そうです。想いが良い形で伝わっていたら嬉しいですし、周りにもこの良さが伝わったらいいなと思っています。

 

 皆さんも、気になったら是非一緒に追いかけましょう。私が推しやオタクに通報されなければの話ですが……。

 それでは。

 

リゼ・ヘルエスタさん

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@Lize_Helesta

 

・ 本投稿内で紹介した配信アーカイブ

(↑サムネ超可愛くない……?)

 

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