zer0-san3’s blog

zer0-san3.hatenablog.comの漢字かな混じり墨字文バージョン。

イボ治療した(する)話。

 こんにちは、ゼロサンです。コーヒーを飲み過ぎて、トイレが近いです。カフェインはアルコールと一緒!

 

 今日はイボの治療に行きました。以下写真載せるかもなのでワンクッション挟みつつ。

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 イボってご存知です? そう、皮膚にできる出っ張りのことです。私は「イボ」と聞くと、血豆のように赤い塊がポッコリと出てくるのを想像していました。

 私は、数年前から、足の裏にウオノメのようなものがありました。ウオノメ。魚の目のように、真ん中が黒くなり、周辺が白くなる状態のことです。イボや水虫よりも、どちらかというとタコやマメに近く、皮膚の使い過ぎた部分に出来るものを指します。

 左足の親指に広がり、ずっとずっと、すごく邪魔でした。調べてみると、それがどうやらウオノメのようだとのことで、ハサミや爪切りで応急処置的に切除しながら、自然治癒するまで待とうと思いました。基本的には、どうすることもできないものですし。

 しかしこの1週間ほど、親指のそれが酷くなってきました。考えられる原因といえば登山ですが、それにしても尋常じゃありません。ハサミでめくっても根っこが深くて血がたくさん出るし、数も増えてきました。まるで水虫のように広がってきます。ウオノメコロリを塗りながら、数日ねばっても、成果なし。

 心配になって親に相談すると、「皮膚科に行けばいいよ。焼いてくれるよ、痛くもないよ」と言われたので、皮膚科に行こうと思い立ちました。そこで、こんなツイートをしました。

 すると、フォロワーさんからリプライが。「ウィルス性のイボじゃない?」と……。

 イボ? イボってあの、ポッコリと出っ張るあの、イボ? と思いましたが、どうも違う様子。写真を見てみると、ウオノメとそっくりでした。

 なるほど、これでは治るはずがありません。ウィルス性なので、足の裏に移りまくります。皮膚をどんどん侵食していくので、根もどんどん深くなっていくことでしょう。

 早めに対処したいと思った私は、1週間後の今日(昨日)、早速皮膚科にかかりました。……え? 遅い? 私にしては早い方です!

 

 痛くないよ、とのことだったので、呑気に病院へ向かい、幼稚園児以来出してなかった診察券を出して待っていました。予想外に人が多かったので、早く順番来ないかな、なんて思いつつ。

 そうしてついに看護師さんに呼ばれ、中に入った後には、覚悟を決めていなかったことを大きく後悔しました。

 

 「足にウオノメのようなものができまして」と言うと、お医者さんの「足出して」という少ない指示を、「靴下を脱いで足をこの台の上に乗せて、指をピンと上に向けてくださいね」とベテランの看護師さんが補強する形で診察が進みます。お医者さんが「いつ頃からなの」「どこらへん」と素っ気なく、早口で質問してきます。こちらが状況を説明するよりも早く、次の質問を繰り出し、気が付いたら診断までお話を終えていました。

 周りでは他の看護師さんが、様子を見ながらやるべきことを判断して、何やら器材を並べたり診察台を整えたり、慌ただしく動きます。まだ何も診断されていないのに、準備が早い。その場にいる全員がテレパシーで通じ合って、私だけが分からないような、そんな感覚に襲われました。

 

 「これ、イボだね。ウオノメじゃなくイボ。ウィルスで感染するんだよ。ご家族はいらっしゃる? 独身? 家族と暮らされてるなら家族から移ったかもしれないね。薬をつけたんだね、これからは絶対つけないでね」

 こちらの答えが必要ないかのような、質問に次ぐ質問。すぐに診察台に乗るように言われ、次のようなことを言われました。

 

 「液体窒素で凍らせます。切ってからその場所を凍らせてカサブタにさせて、またそれをやるからね。来週も来てね」

 あ、これが「焼く」ってやつか。

 「根が深いから何回もやるからね、これ酷いから」

 切らなきゃいけないし、酷い状態なんだやっぱり。ん? てことは……。

 気になって、質問してみました。

 「すみません、一個質問したいです。痛いですか?」

 

 「痛いね」

 

 即答だった。さっきまでの矢継ぎ早な質問と変わらないくらい早かった。マジか。痛くないって聞いてたのに。

 歯を食いしばり、身体の掴めるところをぎゅーっと掴みつつ、そう痛くありませんように……と祈りました。

 結果。

 

めちゃくちゃ痛かった!!!!!

 

 いや、治療中は意外と痛くなかったです。凍結させられてるので、感覚がなかったんだと思います。ただ、治療直後からめちゃくちゃ痛かった。意識して歯を食いしばらなくても、勝手に顔の筋肉がぎゅーっと縮まるくらい痛かった。痛くないって言ったの誰だよ、嘘つき!! と親に言ったら、そんな酷いと思わなかったとのこと。

 治療する前、これから2〜3日歩く予定ありますか? と聞かれました。そんなにか。そんなにダメなんか……と思ったら、そうじゃない。この痛みの中で歩くなんて、普通に無理。歩くのが苦痛になることを考慮して、聞いてくれたんだと分かりました。

 そしてこちらが、治療後のイボです(写真注意)↓

 

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 あんまり範囲としては大きくないのですが、根が深いようです。幸い、お風呂などの制限はないと伺ったので、今日はゆっくりお風呂に入りました。お湯が染みて親指取れるかと思いました。

 来週も行かねばならないとのことなので、これから治療頑張って行こうと思います。家族に移さないためにも……!

 

 それでは。