こんにちは、お久しぶりです。ゼロサンです。
今回は、昨日したツイートにリプライを頂いてから考えたことを、それまで私の身に起きていたことと共に整理しながら、記事にします。
整理しながらとはいえ、まだ生まれたての考えなので、多少の乱文は御容赦ください。
記事にしようと思い立ったワケ
まずは該当ツイートをば。
推しの名前で人を傷付けようとした最低で大嫌いな人を,今は許したいって思うんですよね.人を許さないのは心の負担が大きいし,私はどうしても人が好きで,しかも推しが出会わせてくれた人だから.
— ZER0SAN3🤔(ゼロサン) (@ZER0_SAN3_2) 2020年5月11日
それを許したら,プライドがないなと思います.自尊心を傷付けてきて,しかも推しの名前で人を傷付けようだなんて,酷いに決まってる.また繋がろうだなんて,到底思えない.色々,まだ悩んでいる最中です. https://t.co/9KHeWvO5PM
— ZER0SAN3🤔(ゼロサン) (@ZER0_SAN3_2) 2020年5月11日
このツイートに、何人かの人がリプライをくださいました。
そこから丸1日考えて、いくつか気付いた点がありましたので、こうして記事にしようと、先程思い立ちました。
初めての「許せない」こと
正確には、"初めて" ではないのですが、許せなくて困ってしまったのは、初めてでした。
まずは、これは「"私の視点から見た" 出来事の一部」である、ということを御理解ください。傷付く、傷付けるという関係には、視点の違いによる解釈の相違がほぼ確実に起こるので。
告発をしたいわけではないため、手短に書いていきたいという願望があります。ただの願望です。長かったら、次の太字まで読み飛ばしてください。
発端は、とある人と、キズナアイちゃんに対する推し解釈の不一致が起きたことでした。お相手が住み分けを強く拒絶したため、私も住み分けずにお相手とのオタク関係を続けており、結果お互いに痛手を負った形となりました。
推し解釈の不一致でバトルになる、ということなら良かったのですが、私は実は、お相手の推し解釈については全く否定的な気持ちにはなりませんでした。むしろ私は、気持ちの上ではお相手側に近い立場であったように思います。
そして私も私で、アイちゃんに対して感情的な部分で割り切れないながら、アイちゃんの今の立場を応援したい、という矛盾を内包した推し事の仕方をしたことで、強めの暴走をしてしまいました。そこがお相手の気に障ったのだと思います。
対してお相手は、そんな私に対して途轍もなく怒りながらも、それをひた隠しにしながら良好な関係を続けようとしていたため、いくつか歪んだ行動に出ていました。
その中でも決定的だったのは、私に対して何度も仲良さげにリプライを飛ばして来ながら、その特徴的な口調で、質問箱という匿名サービスにおいて、推しの名前で私を傷付けようとしてきたことです。これが一番、許せなかった。
思い出すと私が胸糞悪いので、詳しい内容は伏せます。本当に悲しかった。私がおめシスばかり推しててアイちゃんを推していない、ということを言っていたのですが、この人は本当はそんなことを言いたかったのではなく、ただ私を一番痛めつけられるのはアイちゃんとおめシスの話題である、と、分かっていて名前を出したのです。
それだけのために、他人の、しかも推しの名前を使う。どんなに私がその人に対して嫌なことをしていたとしても、私にとっては、とても卑劣で、度し難く、許せない行為でした。
私も私で、そのことをツイキャスなどでお話をしてしまったのが良くなかったと思います。たぶんですが、聴かれていたような気がするので。それについては、申し訳なかったと反省しています。
それとともに、こうしたやり取りが、推しにも届いてしまっているのでは? そして、もしかして無関係な推しにもそれが届いてしまうのでは? と、不安を抱いていました。結果として、それはほとんど杞憂に終わるのですが、その杞憂が思わぬ苦しみを招きました。
まず、アイちゃんに嫌な気持ちを届けたくない、と思った私は、最初はアイちゃんに関するツイートを減らしました。元々、あまりツイート出来ない性質なもので、そこら辺は何とかなっていました。その後、当該お相手が私についてツイートすることにより、そのお相手以外からも私に対してDMなどが来る中、もしかして、無関係なおめシスのことについても、その人たちからツイートで触れられてしまうかもしれないと危惧しました。
おめシスは、エゴサが頻繁なVTuberさんです。みんなの事をよく見てくれていて、想いに応えようとしてくれます。そうした彼女らのエゴサに、不穏なものが引っかかってほしくない。その一心で考えたとき、焦った私は、「おめシスを推すのをやめよう」と思い立ちました。
もちろん、好きでいることを簡単に辞められるわけがありません。今でも、変わらずに大好きです。でも当時は、そうするしかないというところまで考えていました。あるいは、思い詰めていた、という言葉が適切かもしれません。
2019年11月頃から数ヶ月かけて、「忙しい」を理由に、少しずつおめシスから離れていきました。動画を観た報告をしない、リプを減らしていく、リツイートを減らしていく、そしておめシスのチャンネル登録者数20万人達成を最後に、関連ツイートにもいいねすらしなくなりました。
推しを推せなくなる。そのことは、私が覚悟していた以上に、キツいことでした。特に、おめシスやおめが団とは、一定の関係を築いていたつもりだったので、その人たちと一緒に楽しむことが出来ないのが、たまらなくつらかった。そうした苦しみによって、当該お相手へのやり場のない怒りが募って、より許せなくなっていく。すごく嫌なループに入って1ヶ月、とうとう耐えきれなくなり、当該お相手からのブロ解を機に、「またおめシスを推すぞ」と決意して、今に至ります。
最初は、普通にサラッと推し事を再開する予定でした。でもどこかモヤモヤしていて、上手く割り切れない。感受性が死んでいる。そう感じました。
割り切れないことを、認めること
ここからは、昨日ツイートしてから考えたことを、ようやく並べていきます。
私は、推しを盾にして身を守り、推しの名前を使って人を傷付ける当該お相手を、到底許せそうにありませんでした。それでも最近、推し事が充実してきて、「やっぱり推しが好きだな」と思い始めたところで、ふと「今なら許せるんじゃないか」と思い、例のツイートをしました。
色々なご意見をいただきました。許さなきゃならないワケじゃない。思考を放棄してみてはどうか? 心を囚われてあげる必要なんてない、(許したくない相手を、許すでも、許さないでもなく)見てあげないという選択肢もある。そうしたご意見を聞いて、ああ、本当に良い相互さんを持ったなと、すごく勇気づけられました。
同時に、たくさん考えました。この件では、何度も何度も、心の中でスッキリと答えを出しては、また「それは違う」と傷付き、思い悩んでいました。そしてそのループにおける現在最後の問い掛けが、昨日のツイートなのでした。
ここまで割り切れないなんて、どうしたのだろう。そう思ってぐるぐると悩んでいたのが、今日。そして、今日は今日なりに、答えをひとつ出したので、それをようやく綴っていきます。
思うに、一日ひとつ答えを出しても、良いのではないかと思います。世の中に割り切れないことは数多くあって、それを1回で全て解決するなんて、不可能なんです。だから、一日ひとつ答えを出してもいい。その度に、答えが変わってもいい。政治家じゃあるまいし、真剣に考えた結果なのだから。
私は、このお相手について、今日、新たな答えを出しました。新たな、と言っても、4〜5年前から繋がりのあるフォロワーさんから見たら、「そんなことはとっくに答えを出していたのではないか」というような答えです。私は今日、先程、その答えを思い出していたのでした。
私は、決して褒められた生き方をした人間ではありませんでした。加害的、暴力的な性格をしており、許されざることをしたことも、たくさんあります。そんな中で、どうやったら、みんなみたいに優しくなれるのだろう? どうしたら、自分の生き方を、そして似たような人の生き方を、肯定出来るだろう? と、必死に考えて、生きてきました。
そうした同族たちも、見てきました。自分がしたことは分かっていても、どうすればそれをしないでいることが出来るのか分からず、ただ自分を呪うように生きている。そうした人たちを、許すことも責めることも出来ないで、「ただそこにいること」を、認めてあげることしか出来ませんでした。それは、自分に対しても同様に。
だから、今回のお相手に対しても、そのようにしていこうと思うのです。許すことは出来ない。でも、これ以上責めることもしない。それでいい、と。
自分を許すということ
そんでもって、つまらん推し事の張り合いで、推しの活動を見逃していたことに腹が立ち、焦り、オタクとしての正しい自分の在り方とは何かを考え始めて、また空回りしてしまっていたので、今日のメンタルは閉店ということになりました。
たくさん傷付いたことで、感受性が曇って、「正しい」か「誤り」かでしか物事を判断出来なくなっていたなぁと反省しています。そんな自分を休ませて、許すことで、クールダウンして、事態の悪化を防ぎたい。
元々、私は自分を傷付けたり身の回りの事を放棄したりする「セルフネグレクト」でメンタルを保とうとして、余計に荒れるタイプなので、自分にはなるべく甘くいたいと心掛けていたのが、最近は忘れて焦っていました。正しいオタクになるために、良いオタクになるために……、そうした考えが、自分の首を絞めていました。
今日はゆっくり休んで、明日また仕事して、考えることを放棄していたいと思います。
まさかここまで読む人がいらっしゃるとは思いませんが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
それでは。