zer0-san3’s blog

zer0-san3.hatenablog.comの漢字かな混じり墨字文バージョン。

#サロメ満点配信ですわ #サロメッセージ びっくりするくらい好きになってしまった

 

 こんにちは、ゼロサンです。

 

 いや~~~~、びっくりしている。久々に、来たか。と。

 自分にまだ、新しく人を好きになるポテンシャルがこんなに眠っているなんて、思いもしませんでしたね。完全に5月下旬から6月の予定が崩れました。

 こんなに人を好きになる予定なんてなかった。そのくらい、衝撃的でした。

 

 というわけで本稿では、最近私が異常に騒いでいる「壱百満天原サロメ」という存在について、簡単な説明からココスキポイントまで書き殴っていきます。感情の発散だ!!

 

 それではいきますわよ~~~~!!

 

「壱百満天原サロメ」という存在のはじまり

 

 全てはここから始まった。

 

 

 この、初見では絶対読めないだろう名前は、「壱百満天原サロメ(ひゃくまんてんばら - )」と読みます。私は最初、まったく読めませんでした。

 ちょっと気になってTwitterIDに書かれていないかと思って見てみたのですが、

@1000000lome

 何も分からん。いち、じゅう、ひゃく、せん、……なんて読むんだ、これ?

 (ここで「満点サロメ♡」と脳内に流れてきた皆様方や、声に出して言ってしまった皆様方、わたくしと同類ですわ~~!!!!! マヌケは見つかったようだな、ですわ!!)

 

 なにやら調べてみると、にじさんじ公式のTwitterフォロワーとYouTubeの登録者数が100万人を超えたからデビューしたのでは?」という見解を数人が掲げており、なるほど、とひとまず納得(なおサロメ本人は「偶然」と言っている)。相変わらず名前の読みは分からないまま、ご本人が動き出すのを待つこととなりました。

 

常軌を逸した初配信

youtu.be

 頭がおかしくなってしまいますわ!?

 初めてのツイートやら、いくつかのポンやら、ご本人がつぶやいたいくつかのウワサやら、にじさんじのオタクたちのガチの噂(憶測)やらを経て、ようやく初配信の日がやってまいりました。

 ちなみにガチの噂に関しましては、例えば「本当の新人じゃなくて、鹿鳴館キリコ(※にじさんじ所属ジョー・力一のチャンネルにたびたび出現する金色のメスライオン)関連で、ジョー・力一なんじゃないか?」「その相方の舞元啓介では?」「のおふざけか?」「登録者数100万人記念の新人とか田角社長(にじさんじを運営している企業の社長)のネタだろ」などなど、様々な憶測が飛び交っておりました。

youtu.be

 それもそのはず…… と言っては何ですが、タイミングといい、名前といい、にじさんじ初の単独デビューといい、公式の煽り方といい…… 怪しさ満天だったので、疑う人が多いのも納得しちゃならないけれど納得と言うか。私自身も正直半信半疑なまま、初配信の視聴に臨んでおりました。

 

 まず全体の感想と致しましては…… 本当に、頭がおかしくなってしまうかと思いましたわ~!

 

 いや、だって見てみてくださいよ。

 まず待機画面、おかしいやろ。

f:id:ZER0_SAN3:20220618001843j:image

 これは疑われるわ。

 だってこれで社長のネタじゃなかったら、自社の社長をこんなクソコラみたいにして初配信の待機画面に使う新人ってことでしょ??? 心臓、毛が生えすぎてモップなん???

 ちなみに振り返り配信にて、別案として他にも疑いをかけられていた―― 明言はしていませんが、ジョー・力一など複数人を回す予定だったそうで、「ぶっ叩かれると思ってやめた」と漏らしています。正気が残っていて良かった、と同時にその正気が残っていてこれ!? となりました。

 Twitterのタイムラインが「田角社長」説と「田角の女」説という下世話な議論で盛り上がる中、豪華絢爛なBGMとともに、ついにYouTubeでの産声が上がります。

 

f:id:ZER0_SAN3:20220618001859j:image

 

 えっ、かわいい!?

 

 ……大変失礼な感想かと思いますが、第一声への印象はこれでした。

 別に全然可愛くないと思っていたわけではなく、そもそも前情報の大混乱のせいで声に関しての予想が全く出来ない状態だったので、咳払いからの「皆様~!」の一言に射抜かれました。チャット欄も概ね「!?」「え、かわいい!」「田角じゃねーじゃねーか!」の反応で埋め尽くされております。かわいい!!

 「壱・拾・百・千・満天サロメ♡ 皆様に、壱百満天の笑顔をお届けいたします! 壱百満天原サロメでございますわ~!」一連の挨拶文に含まれるスローガン。これが、壱百満天原サロメか……!!

 しかし、彼女の真髄はこれにとどまりません。

 

 以下、箇条書きで初配信の奇行をまとめていきます。

田角社長とご自身を交互に回す形での待機画面

〇 BGMのボリュームと連動する声量

半分しか本当じゃない趣味紹介

〇 イマジナリーお兄様(家族構成にはいない)

〇 「中高は引きこもり・不登校」であったことをサラッと話す

住民票・履歴書・マイナンバーカードの公開

胃カメラの画像公開

〇 1週間のうち6日がおバイオハザード7の予定表

田角社長に手を添えて並ぶエンドカード

 

 これらの常軌を逸した行動について、Twitterのタイムラインも概ね以下のような反応をしておりました。

 

 ……至言。

 

✦ 「VTuber」に巨石を投じる女

 壱百満天原サロメさん。彼女の初配信を観て、私はドキドキしていました。

 

 キズナアイが活動を始めた2016年、そして界隈に流行の兆しが見えた2017年。「バーチャルYouTuber」を初めて見た有識者のうち数名が、「アニメが生きている!」と仰っていたことが、深く印象に残っています。

 見た目や声、バックボーンはアニメの登場人物のようなのに、人格を持ち、細やかな選択の連続を歩んでいく彼らは、目には見えない実体を持って、確かに “生きて” いました。それは、今も。

 「人生は選択の連続」サロメ嬢が放った言葉です。バーチャルな存在は、我々と同じように、生きて、ひとつひとつ選択を続けていきます。

 

 ゴリゴリの縦ロールに煌びやかな瞳、サソリの形のアザ、高く通る可愛らしい声、「〜ですわ」口調。まるでアニメの登場人物のような出で立ちの彼女は、住民票やマイナンバーカード、胃カメラというあまりにもクリアでリアリティを持った存在証明と、決してブレずに変化し続ける優しくもぶっ飛んだ人柄を伴って、バーチャルな実体を得てそこにいる。

 

 これって最高に、「バーチャルYouTuber」じゃないか!

 

 このへんを深く掘り下げると、いらん議論になってしまうので割愛いたします。ですが、サロメ嬢を見ている際に感じるトキメキには、そうした夢と希望が大いに含まれているなぁと思っています。現に、彼女にハマっている人の中には、黎明期からバーチャルYouTuberを追っている人も多く見られ、個人的には「だよね~~~~!!」と同窓会気分でタイムラインを眺めていたり。

 

 逆に、「彼女を通じて初めてVTuberを見た」という人も、どんどん界隈に入り込んできています。YouTubeTwitterを見ていたらたまたま流れてきた、だとか、tiktokで見かけた、なんて人もいます。

 もう界隈はレッドオーシャンで、リスナーは奪い合いだと言っていた人もかつてはいましたが、今回の件で全くそうではなかったことが証明されました。リスナーは奪い合いではない。もっと外にもアプローチできる余力が、サロメ嬢が来たおかげで見えてきた。これって、ビジネスとしてもとんでもないことです。

 

 界隈に、隕石のような一石を投じた、壱百満天原サロメ嬢。ご本人はそんなつもりはなくこの世に舞い降りてきたのだろうけれど、私個人としては久々に、なんだかワクワクしてしまっています。

 

✦ なんで好きになってしまったんだ

 初配信とか、おバイオハザード7とか、感想を述べたいシーンはたくさんある。あるんですが、最初に書いた初配信の内容まとめで、「壱百満天原サロメ」という人がだいたいどういうぶっ飛び具合なのかは分かっていただけたかと思います。というか私が逐一、シーンを抜き出して書かなくても、インターネットを探せば3秒でこの人の面白い言動が出てくるはずです。(※お使いのブラウザによります)

 探せば出てくるものを書いても仕方がないので、ここからは、私個人がサロメ嬢に対して抱いている感情について綴っていきます。自分語りも含まれますが、なるべく短くまとめますので、どうかご容赦くださいませ。

 

✦ 「壱百満天原サロメ」の魅力

 前述のとおり、彼女は本当に面白い人物です。ぶっ飛んでいるところもそうですし、バイオハザードの初手ポン日本地図然り、にじさんじのどっかの探偵さんじゃないですけど「困っているところも面白い」というか。

🧐「トラブルでパニックになってる僕を見たいでしょう? みんな僕が性癖だから。」(OBSの異常と戦いながら)

 口から生まれてきたかのようなトークの勢い、語彙、喋れば喋るほど増えるMAD素材と語録。お嬢様言葉だからというだけでは説明できないパワーワードの数々。世代を感じるネタ。あと、Twitterで使う絵文字のセンスも謎で面白いです。ツイートを見かけたとき、ぜひよくよく読んでみてください。時折、もはや推理ゲームみたいな気持ちになることがあります。

 もう私じゃ書ききれない、この面白さ。ちょっと探せばすぐに出てくるからちょっと探してきてほしい。

 

 ほんで配信が上手い。頭が良いんだなと思います。わたくし、頭が良い女めちゃくちゃ好きですわ~~~~!!都道府県と英語間違ってたじゃん」とか抜かす方、うるせぇですわよ~~~~!! 話の展開のさせ方とかタイムキープとか、配信者に求められる力量のほうで頭の回転が速いという意味ですわ!

 先述のワードセンスの部分も、ポンポン語録が出てくるのはネタへの教養の深さ頭の回転の速さからくるだろうし。

 

 あと、気づかいの仕方が超上手いです。配信に来る人について、色んな人をなるべく隅々まで想像して、配慮しようとしているのでしょう。人に対するアンテナが高い。だから1時間で終わるし、あらすじを説明してくれたりするんだろうなぁ、と。

 本人も意図していない部分はあるのでしょうが、ツッコミどころをたくさん作ることでチャット欄の治安を保っているのさすがすぎます。え、ただボケているだけ? スミマセンシタ……

 

 一方で、かわいさが前面に出ているときもあります。時折、「あざてぇ~~~~」と思うくらいあざとかわいい。なんとわたくし、あざとい女も大好きなんですわ~~!! あ、「あざとい」って悪口としても使われますわよね……。もちろん、あざとくなくてもめちゃくちゃかわいいですわ。とっさの悲鳴が汚くないの、プロ意識が高いというか元からカワイイというかなんというかマジでもうめっちゃかわいい(脳直感想)

 まんがもかわいい。日常系まんが大好きでよく買っているので、こういうの延々と読んでいたい。というか「字がきたない」って言われているらしいですけど、角の取れた書体でかわいくないですか!? 本気でかわいいと思ってるの私だけ!?

 オススメのコスメもかわいいので使ってみたい……。私はあんまりネイルしないのでわからないのだけど、選ぶ色がめっちゃ解釈一致でかわいい。

 

 人柄や言葉選びも好きです。この人のポジティブさのおかげで、毎日を過ごしている中で凹むことがあったとしても、少し気持ちが軽くなります。

(ここに書ける程度の失敗だと下記とか)

 マジで配信アーカイブ観ないと仕事頑張れない。いつも配信となかなか時間が合わないので、仕事の出社・退社時にアーカイブを観る形になってしまうのですが、最近出社の時間が楽しみになっています。観ると「よし、頑張ろう!」と思えます

 おバイオハザード7でおセーブした後のトークでの「夢が叶っていっている」という進行形が、未だに頭から離れません。「この人の夢に、巻き込んでもらっているのだなぁ」と嬉しくなります。

 おバイオハザード7、すっごく好きなゲームなのですが、ゲーム後の振り返りで色々な発見をしていらして、「丁寧にゲームをする、クリエイターに優しい人だ……!」と、このゲームが好きな人間として嬉しくなりました。

 あと、お休みをきちんと取ったり、お酸素買いますわと言って次の配信にはもうあったり、すぐに出来るご自身への投資みたいなものが早い上に惜しまない感じが素敵。自分を大事にする手段が分かっている(見つけてきた)からこそ、周りやリスナーにも優しく出来る、っていう段階を経ていそう。

 

 ざっと思い浮かぶサロメ嬢の素敵なところと言ったら、こんな感じかしら。

 本当に、今このタイミングでこの人を見つけられて、よかった。

 

✦ それとすごく長くて個人的な蛇足

 話は少しの間だけ変わるんですが、ここ最近流れてきたツイートで、私をモヤモヤと悩ませるものがありまして。それがこちら。

 上記のツイートは恋愛に対してのものですが、「好き」という感情全般のことも言えるんじゃないかという気がしていて。そう考えると、私がサロメ嬢を好きになってから積み重ねてきた時間って、当然ながらまだそう長いものじゃないなぁと。デビューから1週間が濃すぎて初配信の振り返りのとき「1週間記念配信じゃん」と思いましたが。

 私の場合、もともとが、「理由のある『好き』は、他の物に取って替えることが出来てしまう」という考え方を持っていまして。なので、前項のように素敵な部分を挙げることはあるにせよ「だから好き」とはあまり言わないようにしています。

 

 じゃあ、なんでこんなに好きになってしまったんだ?

 

 考えられる理由としては2つあって、1つは「境遇が微妙に似ている」こと。この話は短く済ませていきますね。

 私は中高不登校引きこもりマンで高校は定時制、そして「どうして自分は周りと違うのだろう?」と思い悩んでいました。それに向き合っていくうちに、「これが自分なのであって、一生付き合っていく隣人なのだから、いちばんの味方でいよう」と思うようになりました。

 だから、サロメ嬢の初配信での

「だからといって本当にどうしようもないですわよね、生まれたカードがわたくし “コレ” ですから!」

 のセリフが、心のちょうどいい場所にビタッとハマった感じがしたのです。自分の過去が少し報われたような気がしたというか。

 私は私で彼女は彼女、お互い別々の人間として生きてきたわけなので、安易に「分かる!」と思ったわけではないのですが、「それな!」くらいの距離感で納得しました。これが恐らく、サロメ嬢を好きになった理由の1つ。

 

 もう1つは、「この人は、受けた痛みが優しさに変わるまで、丁寧に噛み砕いてきた人なのだろうな」と思ったから。人は痛みを知ると優しくなれる、なんて言うけれど、いつだってそう、というわけじゃなくて。心に傷を負ったぶん、優しくなれなくなってしまう人だってこの世にはいて、ここ数年心が折れてしまってからの私もそうだったのですが、彼女を知ってから「そうだよね、本当はそんな風に人にやさしくできるよね」と思い直す機会をもらえました。

 別に見てきたわけではないので分かりませんし、ただの憶測でしかないのですが、考え方や言葉の選び方から「人間関係を探り探りながらも丁寧にやってきた人」なんだろうなという印象を受けておりまして、言葉の端々にそれを感じています。

 それはたくさん考えて、たくさん頑張れる人にしか出来ないことだから、その意味で、この優しさを手に入れるまで苦労してきたのだろうな、とも思ったり。違ったらごめんなさいね。

 積み重ねてきた時間が短いながら、そうして考え直す機会をもらえたというのは、間違いなく「かけがえのないもの」です。

 それをくれる存在は、他の世界線なら他の人だったのかもしれない。でも今、その「かけがえのないもの」をくれたのが「壱百満天原サロメ」という人で本当によかったと思っています。あなたでよかった。

 

 あぁ、好きだなぁ。好きでいさせてもらえて助かった。この人に出会えて、なんだかようやく呼吸ができたような、そんな気持ちになっています。いつも元気を、ありがとうございます。

 

 ……なんか重くね?

 

 というわけで、この記事は以上になります。

 発散できたーーー!!

 

 願わくば、エゴサの賑やかしの一端になれますように。

 

 ここまでご高覧くださいまして、ありがとうございました。

 それでは。

 

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