zer0-san3’s blog

zer0-san3.hatenablog.comの漢字かな混じり墨字文バージョン。

#堂々コハク 『Mela!』を2年ぶりに聴いて離れられないって話。【東堂コハク】

 

※ この話の動画版を先に載せておきます!↓

 

 こんにちは。ゼロサンです。

 ただ今、絶賛メンタル死亡中。


(導入用にネガティヴな話が始まるけどすぐ終わるよ〜〜)


 最近、意味不明な体調の崩し方してるから仕事を辞めたいんですよ。でも、全然辞める目処がつけられない。じゃあせめて、と、仕事の日数を減らしてもらったら、やることがなく、メンタルが閉店しています。

 療養のために早寝早起きをしていたら、推しの配信が大抵23時とかで、詰んでる。今のメンタルでは、配信はリアルタイムの勢いがないと観られないので、昼間にアーカイブを観るでもなく、ひたすらにYouTubeのオススメから観たいものをザッピングしている日々でございます。


 で。出会ってしまったんですよね。

 これに。


原曲これ↓


 ……いや! 言いたいことは分かる。

 おせーだろと。2年前やぞ、と。


 この曲自体も2年前だし、このcoverも2年前だし。こんだけ再生回数が回ってるんだから、VTuberそれなりに観てたら一度くらい通ってるだろというのはもう全くその通りで、そうなんですよ。


◆ 東堂コハクという人は

 恐れながら私、2年前にはこのcoverにも出会っている上に、セレ女にも出会っているんですね。

 「セレ女」というのは、VTuber事務所「にじさんじ」から2020年8月6日にデビューした、同期5人組(朝日南アカネ、周央サンゴ、東堂コハク、北小路ヒスイ、西園チグサ)のユニット「世怜音(せれいね)女学院演劇同好会」の略称です。その他プロフィール詳細などはにじさんじ非公式Wiki参照のこと。

 

 

 ちなみに、参考までに…… と、にじさんじ非公式Wikiで「東堂コハク」のページを上から順に読んでいたら、〈好きなタイプ:いつもニコニコしていて勉強がしっかりできる人〉と書いてあって、「可愛い!」とニヤニヤしたと同時に、「私と真反対な人間のこと言ってる!!」と打ちひしがれました。いや、お前が好みのタイプでどうするよという話ですが。

 

 

 当方、東堂さんと同じ18の頃は、全くイマドキのJKであることなど意識もせず、そしてアホだから受験のことなんぞも考えず。

 不真面目に授業をサボっては、つまんなそうな顔をして過ごしてたなぁ、などと。不真面目なのは今も変わらないか。推しがいるぶん、笑顔でいられるくらいの差ですね。


 そう、東堂さん、チラッと最近の配信覗いてみた印象でいうと、イマドキのJK(というか若者?)なんですよね。喋り方とか、態度とか。

 「イマドキのJK(若者)」で括ってしまうのは失礼ではありつつ、見てると「クラスの隅っこでこんな女子を眺めてた自分」まで思い出してしまいそうになる感じがどことなくあって。

 そんな低い解像度で彼女のことを見ていたことを、今では反省致しておりますが。


 それでいて初配信は本当に清楚で、落ち着いていて、今後のこともしっかり考えてらして、公式プロフィール通りのお嬢様なのかなぁなんて感じさせられる一面もあって。

 


 歌が好きで、アイスが好きで、本人曰く飽き性だけどスプラトゥーン2だけはドハマリしてずっと好き。そんな女の子。

 ひねくれていて卑屈な私からしたら、例えこの子が隣の席にいても、友達になんてなれないだろうな…… なんて思ってしまうくらい、明るくてポジティヴで、可愛らしい子。


 そんな子が、『Mela!』なんて燃え上がるような曲を歌っている。そういえば聴いたことある気がするけど、どんな歌声だっけ。

 その物珍しさに、ここ最近の鬱屈とした気持ちを一瞬忘れて、ついクリックしてしまいました。


◆ 東堂コハクに救われたこと

 そもそも私は、緑黄色社会さんが好きで。人間の多様性や多面性を謳いながら、それは難しいものではないんだよと、ストレートに歌い上げる歌詞やメロディー、歌声。矛盾なく、一貫性のあるその表現が、すごく好きなんです。

 『Mela!』も、元々はヒーローじゃない自分が、今度は僕の番だと相手に手を差し伸べるストーリーになっています。救われる側から救う側へ。仄暗いところから、光へ。すごく希望のある歌です。聴くたびに、勇気が湧いてくる。良い曲ですよね。


 この曲は、イントロがなく、力強い歌声から入って、バックサウンドが広がっていく形で始まります。無論、東堂コハクさんのcoverも例外ナシ。最初に飛び込んでくるのは歌声なわけです。


 クリックして、第一声———


 カッコいい。


 いや、シンプルにカッコいい。なんだこれ? 本当に私の知っている東堂コハクか?

 配信のときは可愛くて澄んだ声で、元気に笑って場を和ませて、「楽しかった!」って言いながら配信を終えていく、あの東堂コハクが。仄暗さを抱えながら明るく強くなっていく『Mela!』という曲を、こんなにカッコよく歌い上げるなんて。


 痺れました。


 それから、しばらくの時間、聴いていたと思います。仕事のない日だったので、横になりながら。眠れないままに、数十回ほど聴いたところで、ふと気付いたことがあって。

 たんに強くてカッコいい歌声というだけなら、きっとここまで聴き込まなかった。何が私にそうさせているのだろう?

 もちろん、彼女の表現力の豊かさに対する驚きと、それによってもたらされる心象風景を求めて聴いている。こんな声が出せるとは思わなかったし、聴けば聴くほど、迫力の中に潜む細やかな表現の多彩さや工夫と、声の表情に圧倒される。まるで、……そうだ。そうか。


 たぶん私は、この歌声みたいな性格の人に今、そばにいてほしいんだ。


 強くてカッコいい、だけじゃなくて。仄暗い弱さも内包しているからこそ優しくて、耳当たりが良い。この声みたいな人に、手を差し伸べられたい。

 決して「クラスに1人はいそうな歌声」なんてことは一切思わないくらい、遠くて綺麗な歌声なのに。おこがましいのは重々承知の上で、「ああ、こういう人と友達になってみたい」と思ってしまう。そういう不思議で心地よい矛盾が、このcoverを聴いている間は、ずっとありました。


 「歌」って、こんなチカラがあったんだ。


 それに気付いてからは、東堂さんの他のcoverも聴くようになりました。


◆ ミセスを歌う東堂コハクは解釈一致だろ

 次に聴いたのは、Mrs. GREEN APPLEさんの『StaRt』のcoverでした。

 

 

原曲これ↓


 もうこれ、聴く前からこの項のタイトル通りに「ミセスを歌う東堂コハクは解釈一致だろ!!!!!」喜びでキレ散らかしました。


 Mrs. GREEN APPLEさんって、前向きで、明るく楽しくポジティヴで、ブラスバンドっぽい祝福感のある音作りが特徴的なアーティストさんなんですよね。その明るさの部分、絶対に東堂さんの声に合う。これは歌を聴く前から確信できました。しかも『StaRt』だし。

 多少歌詞に皮肉はあっても「!!!!!」「♪」なんかがフレーズの終わりに付けられているような、底抜けに明るい楽曲なんですよ。(それも込みで皮肉という人もいるだろうけれど……。)似合うだろうなぁ、東堂さん。


 そういう期待を胸に、このcoverを聴いてみました。


 もうね、想像以上期待以上。


 メロディーラインでは「ドレミファソラシド」という音階をベースに、歌詞では「スタートに戻ろう」と初心を謳い続けるこの曲。

 難しい音程を違和感なく歌い上げるのみならず、彼女の明るさと可愛らしさが全面に打ち出されていて、期待していた以上の「本当に聴きたかったもの」がそこにありました。


 なんだ、この楽しい歌声は。

 跳ねるような歌唱。歌詞にある「!」「?」「♪」などへの解釈。ここでも発揮される表現力と、原曲の表現を聴き取るチカラ。その上で、なんというか、「独りじゃないと否定」してくれる、圧倒的な「東堂コハク」を全身に浴びてしまう。


 あー…… この人の歌声、好きだ。

 それに尽きる。ごめん、これ以上は語れそうにない。


 あとね、ソロのcoverはもう一曲あるんだけど、それはもう「聴け」の一言なんだわ。

 

 

原曲これ↓


 最高に可愛い東堂コハクを摂取できるのでどうか聴いてください。

 

 どうしてこんな愛おしい歌声をしているんだろうね、彼女は。


おわりに

 こんな、教室の隅っこで可愛い女の子を羨ましそうに眺めているだけの女の文章を読んでくださって、ありがとうございました。


 最近の自分は、なぜ不調なのか、仕事を休んでこれからどうしていけばいいのか、という漠然とした不安に押し潰されそうでしたが、東堂さんの声を聴いて、少しだけ持ち直せそうです。本当にありがとう。


 最後に、東堂コハクさんのYouTubeチャンネルとTwitterだけ貼って締めにします。

 あ、ちなみに、Twitterにもワンコーラスの歌みた上がってるってよ。Twitterの検索窓で「from:@kohaku_todo covered by」で調べると出てくるよ。


▶︎ 東堂コハクYouTube


▶︎ 東堂コハクTwitter

 

 いつか生配信、間に合ってみたいなぁ。

 それでは。